セレブ247: ルーク・ペリー、ありがとう。「ビバヒル」は私の青春でした。

2019年3月5日火曜日

ルーク・ペリー、ありがとう。「ビバヒル」は私の青春でした。

早すぎる。どうしようか、なかなか言葉が見つからない。でも大好きな人の写真をここに残しておきたい、そう思いながら今日は書いています。

90年代、一世を風靡した青春ドラマ「ビバリーヒルズ高校白書」「ビバリーヒルズ青春白書」。恋愛、友情だけでなく、ドラッグや銃など深刻な社会問題も描いたこのドラマに私は夢中になりました。そのドラマでディラン・マッケイ役を演じたルーク・ペリーが4日、52歳という若さ亡くなったというのです。

写真：AP/アフロ

ルーク・ペリー演じるディラン・マッケイに、当時の女の子達は夢中になりました。「ディランとブランドン、どっちが好み？」なんてガールズトークがよく繰り広げられ、私は「絶対ディラン！」と答えていたものです。ディランと言えば、「ビバヒル」の中で波乱万丈の人生を送る登場人物の一人。不良ぶったり、大人ぶったり、強がって見せる一方で、常に寂しさを抱えているイメージ。アルコールやドラッグに溺れ、愛する人と幸せな結婚ができたかと思えばその愛する人を殺されてしまったりと、見ている側も辛いことが多かった。ルークの憂いを帯びた眼差しは、ディラン役にピタリと合っていましたよね。特に私がよく思い出すのは、ディランが殺されてしまった妻のウェディングドレスをなでて見つめ、そして妻が可愛がっていた子猫を抱きしめながら泣くシーン。ディランよ、どうにか幸せになってほしい、と心から願ったものです。

写真：Shutterstock/アフロ

なんだか悲しいシーンばっかり振り返ってしまったけれど、ジェイソン・プリーストリー演じるブランドンや、イアン・ジーリング演じるスティーブとの友情なども見どころの一つで、ピーチピット（ビバヒルファンなら絶対に憧れる、登場人物達が集うダイナーです。オーナーは優しいナットさん）で交わされる会話や絡みなど全てが大好きでした。ジェニー・ガースが演じるケリー、ティファニー・ティーセンが演じるバレリーのファッションや、日本には無いプロムパーティーなどにも胸をときめかせていましたよね、若かったあの頃の私（笑）

今回このブログをどうお届けしようかと悩んだのですが、やはりルークと他のキャストが一緒に写っている素敵な写真を集めて、皆さんに楽しんで頂いて、思い出して頂いて、そして彼の姿を胸に焼き付けて頂けたらな、って思っています。

1991年8月25日、第43回エミー賞にてブレンダ役のシャナン・ドーハーティ、ブランドン役のジェイソン・プリーストリーと共に。